おっさんにマラソン

おっさんにマラソンを当てがってみた記録と思索

JOG練20230211

2023年2月11日土曜日。

誰も聞いてないけど、おっさんにとって土曜は、祝日にならない限り絶対に仕事な曜日。この日は何年ぶりかの土曜日休みで、おっさんは結構嬉しくもあり楽しみにしていた。

ただ、妻が夜勤(激務やったらしい)から帰ってきてバタンキュー。
少しでも静かに休んでもらいたいのと、何か美味しいものを作って食べさせてあげたいという思いで、ランニング用財布にお金を入れて夢前川サイクリングロードを独りで走ることにした。

サイクリングロード沿いまでやってくると、姫路城マラソンの「ノボリ」がはためいているのが見える。本番まで2週間だ。

f:id:oyajimeshi:20230213132020j:image

「何作ろうかな~?」

妻が作って欲しいとねだったメニューは、生まれて初めて作るものなので上手に出来るか自信がないし、ボリュームがイマイチだ。

そういうことを考えながら走っていた中で、「本番まで2週間」という意識が働いた。
今更本番に向けてとかって、???なヤル気を出してどうする?
しかし、3年前の姫路城マラソンではサイクリングロードを過ぎたあたりで腰が売り切れて歩いてしまった苦い思い出がある。

「ちょっと、苦みを思い出しとこかいな。買い物もせなあかんしね。」

JOG練は途中で、姫路城マラソン終盤コース試走&お買い物ランに変更した。

姫路城マラソンのコースは30キロ地点から、夢前川サイクリングロードを走る。
川西橋を西側に渡って川を下だり2.5キロ、新蒲田橋で東側へ渡って上り2.5キロ、サイクリングロードを過ぎて新書写橋まで川沿いをもう2キロほど上る。スタミナが切れかけた身体にとって、川を上っていく4.5キロは、なだらかな上り基調かつ所々に細かなアップダウンがツライ箇所になる。

新書写橋を書写街道へ向けて曲がったあたりからは、コースもほぼ平坦かなだらかな下り基調になるので、本番においてはココから残り5キロでラストスパートを意識して良い地点になるだろう。

が、今日は曲がる地点で「まっすぐは行き止まり」という看板が目に留まった。
路地好きは、行き止まり好きでもある。
曲がるのをやめて、走るのをそっちのけで行き止まり地点を確認した。どうも私道っぽい感じだったので写真は無し。

f:id:oyajimeshi:20230213132112j:image f:id:oyajimeshi:20230213132126j:image

書写街道を姫路城へ向かう途中でランニング終了&お買い物タイム開始。
サクッと買い物を済ませて、馴染みの酒屋でガソリン購入。
道中、よく車で通っている道にも関わらず、一種異様?な風景に目が釘づけになった。

「入居者募集」の古い看板が見えるが、これはパラダイス物件ではないのか?
書写街道沿い、しかもお城にまあまあ近いところやでコレ。
建物の防水管理、いったいどないしてはるんやろか?

f:id:oyajimeshi:20230213132052j:image

普段走りすぎるだけの道、知っているはずの道の風景ってのは、自分が思っている以上いや遥かに知っていないといえる。

おっさんが、みんなに「走りませんか?」と勧めるのも、この「知っている」と思いこんでいることの危うさに気づくことが大切だと確信しているから。

なんやかんや思いながらも、汗が冷えて寒くなってきたので、速足で家路へ向かう。

お料理おぢさんのショータイムだ。