おっさんにマラソン

おっさんにマラソンを当てがってみた記録と思索

原監督が言うことにゃ

前回の記事で、オッサンは少々ヤル気を出したことを書いたが、

oyajirun.hatenablog.com

その後、第10回神戸マラソンで左の足裏に出来てしまった巨大水ブクレは治るのに2週間以上を要した。そろそろランニングを再開しようかどうしようか・・・という頃の話。師走は坊主が忙しくて走ると書くそうだが、おっさんは仕事やプライベートがバタバタして逆に走る時間の確保が難しい時期とくる。そんなある日、妻が気にって録画しているテレビ番組を一緒に観た。

番組のタイトルは「ランスマ倶楽部」。
NHKでやっている、市民ランナー向けのマラソンやランニングをテーマにした情報番組。

www.nhk.jp

番組の途中で、青山学院大学の原監督が出演されていた。
マラソンで早くなるためには、「JOG(ジョグ)」が大切だと仰っている。監督の言うJOGとは、最大心拍数の80%くらいを保って走ることらしい。青学のエース岸本くんも入学当初は心拍数150で1キロ4分くらいだったのが、ジョグ練習を取り込んだ結果1キロ3分20秒で走れるようになったとのこと。1キロ3分20秒なんて、おっさんは一瞬たりとも走られへんがな。

これを観たときにピンと来たのが「最大心拍数」という言葉。
そんなもの今まで一度も気に留めたことがなかった数字だ。その最大心拍数を原監督は「220 マイナス 自分の年齢」が、おおよその数字とおっしゃっていた。

これを当てはめると、おっさんの最大心拍数は

「220 マイナス 56(もうすぐ57)= 164(もうすぐ16)」となる。

この前の神戸マラソンでの40キロ地点付近でボロボロだったときの心拍数はランニングウォッチで180を示していた。明らかにオーバーフローを起こしていたとも言えるようだ。

で、JOG練習をする目安の心拍数は、最大心拍数の80%に設定するのだから、

「164 × 0.8 =131.2」

となり、この心拍数で走り続けることが、おっさんにとってJOG練習のスタートラインになるらしい。そして、この心拍数で走ることの出来るスピードを上げるのが目標になる。

今まではB型のみずがめ座っぽい感じで、その日の調子や気分でガーって走ってばかりいたので、この練習のイメージがさっぱり湧かないっていうのが正直な気持ち。

それでも、頑張るというか何というか、歳を重ねて老いている身体と向き合って走ることは、これからの暮らしにとって大切な視点と感じているので、とりあえず始めてみることにした。