おっさんにマラソン

おっさんにマラソンを当てがってみた記録と思索

新しいランニングシューズを選ぶ~2023年秋

2023年11月19日に開催される「神戸マラソン2023」の出走を控えたある日、早番の仕事を終えてから三宮にあるアシックスストアへ立ち寄った。新しいランニングシューズを購入するためだ。

マラソンに興味がある方なら、誰もがご存じだろう。最近のランニングシューズはソールが厚い。しかも年々分厚くなっていく。ソールの厚みやカーボンプレートなどの素材によって得られる反発力が、ユーザーの走りをサポートして記録が良くなっていく・・・ってのが売りらしい。

しかし、恐らく、予想ではあるけれども、シューズの商品開発の段階で、ユーザーのペルソナに体重80キロ近いおっさんは一切想定されていないと捉えている。昨年試しに購入してみた厚底シューズは、反発を得るよりソフトな着地感を得る感覚だった。やがてソールが少々ヘタってきた頃には、着地感もソフトを通り越えて沈む感覚の方が強くなって、走りそのものがヘンテコになってしまった。勿論、靴だけのせいでなく自身の体力・技術不足が主原因である。

なので、ショボい体力と技術をもう一度何とかするためには、それを阻害する(と感じてしまう)要素を少しでも取り除くことをしなければならないと考えた。

店の中に入って、店員さんに事情を説明してアドバイスを受けて購入したのが「ターサーRP3」だ。

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選択の余地はなかった。

厚底でないランニングシューズは、コレと「ソーティー」だけ、ソーティーはトラック競技向けのレギュレーションをクリアしている薄い薄い薄すぎる底なので対象外、故に一択でどっちの色にしよか?状態であった。薄いのは髪の毛ぇだけで良い。

試しに履いて走ってみた。

ダイレクトすぎる着地感が心地良いとともに、5キロでも明日筋肉痛来るわ〜と確信する脚の筋力低下を突きつけられた。

この靴で頑張ってみることにする。