お彼岸の連休に仕事した日があったので、明けの火曜日が休みになった。
朝夕が一気に涼しくなってきて、眠りやすくなったのか?朝から死体のように眠りと戯れる。
しかし、このままグータラしているわけにはゆかない。
神戸マラソン本番まで2カ月を切っている。相変わらず10キロも走れない身体のままだ。
このままではいけない。プライドがどうこうより、普段の暮らしに差し支える体力低下は避けなければならない。
ゆっくり朝飯食ったり、買い替えて不要になったテレビを車で産廃業者のところまで持っていって処分してもらったりしているうちに昼の2時が過ぎてしまった。
一緒に休みだった妻と一緒に、思い立って夢前川サイクリングロードまで走ってみた。
行って帰って15キロくらいの距離を走り切れるかどうか?
お彼岸の法要でお寺の住職さんが法話で触れられた、ヒガンバナが咲いていないというのは本当なのか?
色々と確かめてみたいこともあった。
時計で脈拍数を確認しつつ、130を超えないように走ったところでペースは1キロ6分4,50秒といったところ。老化という名の坂道は、傾斜角度が変化して行く。
夢前川の河川敷は、秋の草刈りタイムで草の汁の匂いがキツイ。住職のお話通り、ヒガンバナの姿は殆どなく、手野橋のほとりでわずかに見つけただけでであった。
一方、暑かろうが寒かろうが、姫路では秋が来るとそれは「祭り」の季節となる。
地域ごとに色が決まっている「̪シデ棒」が、道の脇のいたるところに立てられる。
新蒲田橋には、シデ棒オールスター戦か?土俵入りか? 鮮やかに彩られていた。
ゆっくり景色を観ながら走り続けたけど、10キロを超えたあたりでペースは変わらず走れているものの脈拍が140を超えるようになった。
160を超えるあたりになると、急にしんどくなってくる。
身体の力みを抜くように心がけたり、走るペースを少し落とすことで脈拍は140台に戻る。
現状、ここらあたりが限界か?フルマラソンだとサブ4どころか、目指せ完走エイエイオー!程度くらいの体調にしか戻っていない。寂しいコトではあるけれど、受け入れなければ仕方がない。
帰宅してシャワーを浴びて昼寝をしてから、夜はメリパナイトランへ向かう。今回で579回目。
初参加の方もいらっしゃった。おフランスで行われている、あのワイン飲み放題なマラソン「メドックマラソン」へ続けて何年も参加されている強者だそう。
おっさんは、昼間の疲れを癒しながら「新開地のサチコさん」と一緒にお喋りしながらショートカットラン&ウォークを愉しむ。
打上げからは、Sもっちゃんも参加。
差し入れてくださった饅頭が胃袋に沁みて実に旨い。
少人数ながらも、大人な話題でマッタリと盛り上がりながら夜は更けていった。