4月の下旬に、うたた寝している間にどこかで左足の小指を痛打したらしく、起きて気がついたら紫色に腫れあがっていた。
以来、だいぶん小さくなったものの、腫れは4週間ほど続いている。ただの打撲ではなかったかも知れないけど、いまさら医者に診てもらっても仕方ないだろう。日にち薬に任せようか。
思えば3月に花粉症をこじらせて喘息になって2カ月半のあいだ、まともに走っていない。
久しぶりに晴れ上がった日曜休みの午前中、JRAのホームページから本日のメインレース「オークス」の出馬表を印刷して中身を一通り確認したあと、ちょっと走ってみようかとウェアに着替えて家を出た。
日曜の姫路城は、すっかりコロナ前の人通り。
三の丸広場では歌舞伎が催され、東側の駐車場にはサーカス小屋が建てられており、どえらい行列が出来ている。
人混みを避けようと、お城の西側にあるシロトピア記念公園をグルグルと走ることにした。
ここでも、小さな子供を連れたお母さん方でごった返している。
走りそのものは予想通りのグダグダっぷり。
1キロ6分40秒くらいのペースで走っても、すぐに脈拍が150を超える老化具合。
心肺機能は使っておかないとすぐに、しかも劇的に下がってしまう。
嘆いても仕方がない。これを受け入れて1からやり直し。
1キロごとに休憩して水分補給をして、また走り出す。
これを5,6回繰り返しているうちに、足指の痛みが気になりだしたのでランを一区切りしてお城の西側にある「千姫ぼたん園」へアジサイの成長具合を確認する。開花にはもう、ふた雨過ぎたらってところか?
少し早めに花が咲く我が家のシチダンカは、今が見ごろだ。
おっさんは老いるが、季節は変わらず過ぎていく。
1歩進んで15歩下がってしまったけど、また1歩進めたる。しんどいけど。